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九州熊本の香川さんから
お便りいただきました。 |
2003.8.18 熊本発 |
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ぼんとろさん 作曲家三木稔さん ちはるさん 松田英毅さん top |
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香川さんからは、勉強不足の私達にマーラーに関しての資料を送っていただいたり、大変お世話になりました。
今回は、そんな香川さんに熊本で「マーラーの交響曲全曲チクルス」を演奏なさった感想をお聞きしてみました。 |
8/3 マーラーの第3番無事終了致しました。
自分で言うのも変ですが、音楽の神様が舞い降りてきたような演奏会でした。全集出来次第お送りいたしますので、楽しみにして下さいね。
それでは、音楽の神様が舞い降りた時の感想を教えて頂けますか?
自分が自分の演奏を文章にするのは大変難しいので、8/3の演奏を会場でお聴きになられた橋本さんからの文章をお送りいたします。
舞い降りた神様の姿は、後日お送りするCDの中に納められております。よろしくお願いいたします。
香川茂三 拝
熊本音楽院によるマーラーチクルス第3弾
8月3日(日)、熊本県立劇場コンサートホールにおいて、熊本音楽院による、「マーラーの交響曲全曲チクルス」の第3回目のコンサートが開かれました。今年の5月から開始されたこのチクルスも3回目を迎え、交響曲第1番、大地の歌、交響曲第2番(復活)に続き、今回は交響曲第3番が演奏されました。この作品は、熊本はもとより、九州でもまだ演奏されたことはなく、今回が九州初演となりました。
第3番は、4管編成の大オーケストラにアルトの独唱、児童合唱と女声合唱を伴った、6つの楽章から成る大交響曲です。マーラーは、前作の第2番では人間の生と死という観念的な主題を取り上げましたが、この第3番は、美しい自然に対する讃美の感情をおおらかに歌った、「自然交響曲」とでも呼びうるものです。
第1楽章は、8本のホルンが吹き鳴らす爽快な調べで始まる30分を超す長大な楽章ながら、千変万化の曲想を果断なく聴かせた演奏能力は、とてもアマチュアのオーケストラとは思えない凄みがありました。江頭祥輔氏の曲を知り尽くした指揮と、メンバーのマーラーに懸ける情熱の賜物でしょう。事実、ここで見せたトロンボーンの長いソロや、トランペットやホルンの健闘、随所に聴かせるソロヴァイオリンの美しい響きは、これぞマーラーだと思わせるものでした。
優美なメヌエット舞曲と軽快な急速調の交差する第2楽章と、素朴でユーモラスなスケルツォの第3楽章も大変面白く聴かせてくれました。特に3楽章のポストホルンの長大なソロは、音色といい表情といい、素晴らしいものでした。
続く第4楽章は、ニーチェの『ツァラトゥストラはこう語った』の1節からテキストを採った、「おお、人間よ。こころして聴け!」がアルトのソロで歌われる神秘的な歌曲です。このチクルスの「大地の歌」の回で絶妙の歌唱を聴かせた地元のアルト歌手・高橋侑子さんが、ここでも深々とした声で魅了します。 “O Mensch ! O Mensch !”の歌い出しから、聴くものをマーラーの世界に引きずり込みました。「大地の歌」の時にも感嘆しましたが、作為の全く感じられない高橋さんの自然体の歌唱はマーラーにぴったりです。熊本にこのような本格的なマーラー歌手がいたことに県民として誇りを感じました。
第4楽章から切れ目なく続く第5楽章は、ドイツ民謡詩集『子供の魔法の角笛』の中の「3人の天使が歌った」をテキストとし、児童合唱と女声合唱及びアルトのソロが加わる童謡風の音楽です。ここでは児童合唱団が鐘の音を模して歌う「ビーンバーンビーンバーン」の可愛らしい響きが大変印象に残りました。コラール風のメロディーでゆったりと進むフィナーレ、弦楽器の美しい響きがこころに滲みます。すべてを包み込むようなやさしい音楽の流れは、まさに癒しの音楽と言えるでしょう。そして全管弦楽による圧倒的な盛り上がりのうちに、この大交響曲は大団円を迎えます。ホルン、トランペット、トロンボーン等のブラスの輝かしい響きもまた印象的でした。
第3番は演奏時間が1時間40分に及び、CDで聴くとその長さに閉口させられますが、当夜の演奏は時間の長さを全く感じさせないものでした。ともあれアマチュアのオーケストラによるマーラー交響曲全曲チクルスがどれほどのものか、と思われる方々に、是非会場に足を運んで、実際にご自分の耳で聴いて確かめて欲しいとつくづく思いました。このチクルスは、8月24日に第4番と第5番を、9月に第6番、10月に第7番、11月に第8番が控えています。常識的には不可能を可能にした、全国でもかつてないプロジェクトに、熊本の皆さんの応援、ご来場をお待ちしております。
(文 熊本市 橋本もっこす)
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香川さんの紹介欄に、
「演奏する曲に合わせて楽器をとっかえひっかえしてるうちに、自宅の一室が楽器倉庫になってしまった可哀相な人です。」とコメントが書いてありました。
マーラーさんでご縁ができました「津山国際総合音楽祭」のことも熊本の皆さまに、よろしくお伝えくださいね!
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8月3日演奏会 私(1stTp)の写真

8月3日演奏会 全体写真

Photo by KAGAWA
また、香川さんは現在「熊本県民アマチュアビッグバンド・カウントフォー」のメンバーでもある。
1985年結成のジャズビッグバンドで、正式名称を「熊本県民アマチュアビッグバンド・カウントフォー」といいます。カウント・ベイシーと4ビートから名前をつけたもので、その名の通りベイシー楽団のノリとサウンドを目標にしていますが、現在はレパートリーも増え続け、ラテンからロックにいたるまであらゆるジャンルの音楽に挑戦しています。メンバーの多くはアマチュアですが、リーダーの栗崎(TB)とトレーナーの佐藤(TP)は東京での長いプロ活動があり、その経験を生かしてメンバーの指導にあたっています。このバンドの特色は熊本県民という名前からもわかるように、いかなるバックボーンも持たず、誰でも自由に参加出来るということです。「来る人拒まず、去る人追わず」をモットーに、レベルの上下を問わず楽しく演奏することを心がけています。主な活動は、カウント・フォー主催による年4回のダンスパーティーや、学校・市町村などの公的機関からの要請に応じてのコンサートなど幅広く行っています。
頑張って楽しい演奏なさってくださいね!ありがとうございました。 |
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